NFTの買い方

NFTを選ぶポイント7選|二次流通で買う前に見るべき内容です

NFT 選び方2

NFTを二次流通で買う時に見るべきポイントについてまとめています。

初期販売で入手できなかったNFTを、二次流通で購入したい方は多いでしょう。そもそも、有名プロジェクトを全て一次販売で購入することは困難です。

とはいえ、

✔ 二次流通だと初期に比べて価格が高くなっているし、買うタイミングが難しい!
✔ 今は勢いがあっても後で価格が下がるのは恐いな…

こんな感じで、二次流通でコレクションの購入をためらう気持ちもあるはずです。

先日、NFTの選び方についてツイートした時も共感のリツイートをいくつか頂けました。

この記事では、NFTコレクションを二次流通で買う時に確認するべきポイントについて、深堀して解説します。

投資的な側面があるため「必ずうまくいく!」ということはないですが、ポイントを押さえることで、安定して成長するNFTプロジェクトを選抜することができるようになるはずです。

早速見ていきましょう。

NFTを選ぶポイント7選|二次流通で買う前に見るべき!

まずはじめに結論です。

ポイント7つ

・プロジェクトのファウンダーが明確
・コミュニティの盛り上がり
・オンラインイベントと注目度
・オフラインイベントの開催
・実ビジネス面の取り組み
・リスト率の低さ
・イケハヤさんの注目度

1つずつ見ていきましょう!

プロジェクトのファウンダーが明確

まずはじめに、NFTプロジェクトのファウンダー(創業者)が誰なのか、明確になっていることに注目しましょう。

ファウンダーがはっきりすることで、そのプロジェクトに信頼が生まれます。

具体的には、ファウンダーの発信、発信量、発信内容、継続性です。

ファウンダーの行動がプロジェクト本体の安心感、期待感に直結し、結果的にNFTコレクションの価格の安定につながります。

また、ファウンダーの「色」はコミュニティの色でもあります。

運営者が明確
出展:instagram, OpenSea

例えば私が参加している「キャラDAO」というコミュニティのファウンダーは、インスタグラムの「しきぶちゃんのあるある漫画」でも有名なBUSONという熱血漢です。広く知られているインフルエンサーであり、法人もわかっていて身元がはっきりしているため安心感が得られます。

また、本人に感化され自然とコミュニティにも熱量の高い人が集まります。

ファウンダーがはっきりしないと危険ある

ちなみに、ファウンダーがはっきりしていない場合、NFTプロジェクトが詐欺だったという事例はいくつかあります。

これは海外ではよくある「ラグプル」という詐欺行為です。NFTをリリースして、完売したと同時に、運営が売り上げをもっていなくなることです。

詐欺事例
出展:OpenSea

日本でも実際に大規模なラグプル事件がありました。2022年8月頃にリリースされた「ギアバース」というプロジェクトです。注目をあつめたプロジェクトでしたが9月初めに突然消息を絶ちます。結果的に、だれも運営の正体を知らなかったという詐欺事件でした。

現在このNFTコレクションの価格は、販売時に比べて70%下落し、事件以降の取引がありません。新しい買手がいないため、NFTが売れなくなってしまいます。

あくまでも一例ですので、ファウンダーがはっきりしないことが必ずしも駄目とは決められないですが、より信頼度の高いNFTを買おうとおもうのであれば、チェックしたいポイントです。

コミュニティの盛り上がり

二次流通でコレクションを選ぶ際には、NFTコレクションを運営しているコミュニティに着目してみましょう。

NFTリリース前のコミュニティは自然と盛り上がりますが、リリース後は状況が変わります。次のPJを求め、そのコミュニティを去っていく人も多いからです。

運営母体であるコミュニティが継続的に動いているかは、NFTコレクションの価値に直結していきます。そのNFTを保有している人達の結束力や、将来的な発展はコミュニティの活動から創出されるからです。

NFTの価格だけが自然に上がっていくという事はありません。

NFTを購入する前に、まず対象のDiscordへ参加してみてください。できれば挨拶程度の簡単なチャットしながら雰囲気を掴むことがおすすめです。

関連記事:NFT コミュニティの楽しみ方

オンラインイベントと注目度

コミュニティの盛り上げには、オンラインイベントが良く使われます。Discordに入って、色々なイベントに参加してみるのもいいでしょう。

コミュニティの熱量や盛り上がりをより体感することができると思います。

運営側ではイベントの企画運営にも労力がかかっている分、そういう意味では、PJを継続できる人的リソースがPJにあるかを計る事もできるでしょう。

コンペイベントに参加すると賞品や賞金が当たる事もあります。Discordコミュニティに入った時には、開催されているイベントについて質問してみましょう。

オフラインイベントの開催

オンラインイベントに加えて、コミュニティの「オフラインイベント」にも注目です。

2022年に日本でもNFT界隈の活動が活発になっています。各主要都市では、NFTコレクションを集めた催し物が開催されています。

オフラインのイベント開催には、人的リソースや費用面で、より大きなエネルギーが必要になります。コミュニティの体力がためされる場面です。

リアルイベント
出典:artandobject

加えてイベントを開催する目的や狙いもあるはずです。オフラインイベントに出展するとNFT界隈での注目度も大きくなります。

NFTを買おうとする人達にとっては、オフラインイベントがそのNFTの価値を計る指標になるため、価格に良い影響をあたえることもあるでしょう。

実ビジネス面の取り組み

そのPJやコミュニティがどれだけ実用的な活動に取り組んでいるか、ここはNFTコレクションの価値に一番大きく影響する部分です。

コミュニティが活動したり、イベントをするためには費用がかかります。

「プロジェクトは運営費を創出できているか?」

ここを補うような活動や取り組みをしているかで、そのNFTプロジェクト運営が健全なのか、良い運営を続けようとしているかを判断することができるでしょう。

クリエイターフィーの位置づけ

NFTの収益構造について知っている人はこんなことを考えるかもしれません。

NFTコレクションには「クリエイターフィー」収入があるのでは?

確かにNFTにはクリエイターフィーという、コレクションが売買されることによって入る不労所得のような仕組みがあります。

実質的には、活動費をすべてクリエイターフィーで賄えるコレクションは、人気のある極々一部のコミュニティとなります。

コミュニティが大きくなれば、それだけ活動費がかかるわけで、クリエイターフィーだけでコミュニティを運営することは難しいとされています。

ちなみに、クリエイターフィーの割合はコレクション毎に公開されていて、誰でも計算することができるため、「OpenSea」の売買額から計算してみるのもいいでしょう。

成功例|実ビジネスの取り組みとNFTコレクションの関係性

実ビジネス面の取り組みによって、コレクションの価値を大きく伸ばした事例の1つがこちらです。

リリース後の活動とNFTの価値
出展:OpenSea

こちらは、WAFUKU GENというNFTコレクションになります。2022年8月にリリース後、約4か月価格が停滞していましたが、年末~2023年年初にかけてコレクションの価格が大きく伸びています。

WAFUKU GENの運営者の一人であるソロさんの活動やコミュニティの取り組みが、投資家へ伝わり、将来的な期待から買いが入ったためと考察されています。

・毎日Voicy配信
・毎日Twitterスペース
・コミュニティの定期イベント
・クリエイターコラボのリアルグッズ販売
・企業向けのNFTリアルセミナー実施
・企業向け有料NFTマーケティングコンサル
・他プロジェクトへのNFTマーケティングアドバイス

企業向けコンサルの部分で数百万単位の収益を上げられているという発表があるなど、活動に行き詰まる事がなさそうだなという安心感があります。

実ビジネスへの取り組みが、NFTコレクションの価値創造へ重要な役割となっていることを証明している事例です。

リスト率の低さ

リスト率の低さは、コレクション価格を保つための安心材料です。

リスト率とは、コレクションの中で売りに出されているNFTの割合を指していて、OpenSeaなどのNFT販売プラットフォームで確認できます。

リスト率
出展:OpenSea

リスト率が低くホルダーが売らない状況になると、買い手に対して供給がないためコレクションの価格も上がりやすくなります。

→リスト率下がる=買いたいけど買えない
→多少高くても買う人が出てくる
→コレクション全体の価格が上がる
→ホルダーは嬉しい、注目が集まる
→…

つまり、「リスト率の低さ」はコレクション価格を保つための安心材料と言えます。

ガチホ文化

リスト率を低く保つことは、確かにコレクションにとって好材料となります。

しかし、「リスト率を低く保つこと」自体がとても大変なことです。なぜなら、多くの人はNFTを売って稼ぎたいと思うからです。

リスト率を低く保つための仕掛けとして注目されているのは、イケハヤさん(Ninja DAOファウンダー)提唱の「ガチホ文化」です。

「ガチホ文化」は、買い手の行動美学として映りがちですが、同時にPJ運営がリスト率を下げるための一施策と理解できます。

ホルダーが売らない状況を作る事を文化にしてしまったところは、驚くべきポイントです。

イケハヤさんの注目度

イケハヤさん続きになりますが、実績、活動量、投資家コミュニティの運営、等々、とにかくNFT界隈で彼の発言や行動に注目しない手はないでしょう。

彼の主な活動項目がこちらです。

・Voicy 毎日配信
・Voicy プレミアムリスナーほぼ毎日配信
・お昼のTwitterスペース
・忍者DAO運営(無料コミュニティ)
・ICL運営(有料コミュニティ)

一番おすすめは、Voicyプレミアムリスナー です。

プレミアムリスナー

月1000円でほぼ毎日更新されていて、その時々でNFTについての考えや、取り組み、時には先出し情報もあったりと、コスパよく聴くことができます。(購入の際は、Webブラウザから)

ちなみに、イケハヤさんの物言いは特徴的なところもあるため、人によっては好みが分かれるかもしれませんね。

好き嫌いがあるのは否めません。

今は、NFTを二次流通で買う時のポイントとして紹介していることをお忘れなく。

NFTを買うタイミング|焦らず待つのが吉

ここまでみてきてこう思う方もいるかもしれません。

じっくり選んでいると、その間にNFTの価格が高くなってしまうんじゃない?

確かにその通りで、NFTの価格は常に変動しています。

何かしら市場を刺激する情報がコミュニティから出ると、価格が跳ね上がることもあるでしょう。

しかし、焦りは禁物です。

NFTはまだまだ新しい市場であるため、価格の変動幅が激しく、短期間でも上がったり下がったりを繰り返します。一度上がった価格もまた下がる時が必ずやってきます。

また、今いまでは価格が下がっている状態かもしれませんし、もっと下がるかもしれません。これは誰にも分からない事です。

価格がいつ上がる、いつ下がるを考えるよりも、長期的にみて価値が上がりそうなコレクションを選定する思考が大切です。

そのためには、本記事で紹介した選ぶポイントを参考にしていただければと思います。

二次購入におすすめのNFTコレクション

2023年年初時点で、日本のNFT界隈では以下のコレクションが七武海という愛称で人気を博しています。

この7つは注目されるだけあり、ファウンダー/コミュニティともに活動的で実体のあるプロジェクトです。

中でも私がおすすめするNFTコレクションは以下の3つです(NFA)。

・CryptoNinja Partners
・ShikibuWorld
・WAFUKU GEN

理由は、二次流通で買う時に見るべきポイントを十分に満たしているからですね。

予算と相談しながら、プロジェクトをチェックしてみてください。

もちろん2023年以降も有力プロジェクトが生まれてくると思いますし、そういう意味でも色々なコミュニティを観察したり、定期的に情報をえていくことが大切です。

・・・

こんなところで以上になります。

この記事では、NFTを選ぶポイントについて解説してきました。

要約すると次の3つです。

ファウンダーが明確
コミュニティが活動的
イケハヤさんの評価

特に二次流通でNFTを買う前に見ていただきたい内容です。

情報収集をしつつ、運営母体であるコミュニティ活動に参加してみることをおすすめします。

NFTは価格の変動が大きく短期では投機的な側面があるため、個人でもお金を稼ぐチャンスがあります。しかし、有名なコレクションだからと飛びつくと、思わぬ損失を被るリスクもある事を理解することが大切です。

NTFを購入する際の参考になれば幸いです。

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