NFTコミュニティの参加方法と楽しみ方についてまとめています。
オンラインサロンが一般に浸透してきている中で、「NFTコミュニティ」というカテゴリーが生まれています。
NFTコミュニティはNFTという技術を使ったデジタルアートと、それに集まる人たちがWeb上で会するオープンな場となっていて、日本でもすでに多くの人が参加しています。
この記事では、コミュニティに参加する側の目線からNFTコミュニティの楽しみ方をご紹介しています。
・オンラインコミュニティを探している
・NFTという言葉が気になっている
・シンプルに楽しい場所が欲しい
こんな方にはおすすめの内容です。
早速みていきましょう!
NFTコミュニティとは|まずはここから
NFT コミュニティは、特定のトピックに情熱を持ち、Discord アプリを使ってチャットする人たちが会する場所です。
特定のNFTを持っていたり、興味があったりする人が集まります。加えて、新しくNFTコレクションを創ったり、面白い企画を立案/実行するなど、コミュニティの運営側へ参加する人も多くいます。
通常、NFT コミュニティ内には、さまざまなトピックについてチャットできるチャンネルがいくつかあります。
たとえあなたが初心者でも、参加メンバーは非常に歓迎してくれて、チャットに参加することができるでしょう。
NFT=暗号資産|知っておく事は大切
言葉の説明を省いていますが、「NFT」は「暗号資産(仮想通貨)」のうちの1つです。ビットコインの仲間ですね。
この事実を知ると、
「NFTコミュニティは怪しいのでは?」とか
「何か大きな損失を被るのでは?」とか、
不安な気持ちになるかもしれませんね。
確かに、NFTを購入するためには仮想通貨が必要ですし、コミュニティによってはNFTを持っていると特定のサービスを受ける事ができる部屋があったりします。
しかし、NFTコミュニティへ参加するために、必ずしも仮想通貨を持っている必要はありません。
はじめにこの点を理解していただけると幸いです。
NFTコミュニティ参加に暗号資産は不要
多くのブログ記事では、NFTを始めるなら、まずは口座開設を!という内容が紹介されています。
私も、例にもれず、NFTを買うためにbitFlyerという国内の仮想通貨取引所を使っていますし、実際に仮想通貨が必要になる場面もでてきます。
ただし、口座開設~仮想通貨の購入は後でもいいかなと思います。
NFTを始めるなら、まずはNFTコミュニティに参加する!
ここが第一歩です。
実際にNFTコミュニティに参加しているけど、仮想通貨を持っていないという方はたくさんいます。
何かに関心があるなら、まずはその環境に身を置くことが一番です。
たとえ仮想通貨やNFTを持っていなくても、コミュニティに参加してチャットを見ているうちに、NFTについて自然と理解が深まります。
オンラインサロンとNFTコミュニティの違い
いまでは一般的なコミュニティとなっている「オンラインサロン」と、本記事でご紹介する「NFTコミュニティ」の違いを並べてみました。
オンラインサロン | NFTコミュニティ | |
---|---|---|
費用 | 多くが有料 | 多くが無料 |
入会 | 手続きが必要 | ポチるだけ |
アプリ | LINEやFB | Discord |
退会 | 手続きが必要 | 特になし |
運営 | 特定の人が運営 | 運営に参加可能 |
オンラインサロンというと、参加には入会費や月額費用がかかることが一般的です。オンラインサロンの運営者は参加者からお金をもらうため、「運営者」対「参加者」という構図ができあがりますし、退会しようとすると一定のルールに沿って退会手続きが必要です。
一方で、
NFTコミュニティは、参加するためにお金を払う必要はありません。チャットグループに入ると参加者の人たちが温かく迎えてくれます。もちろんコミュニティを創設した人(達)はいますが、誰もがフラットに興味関心のある事についてチャットしたり、プロジェクトに参画したりすることができます。
いつでも参加できて、そしていつでも距離を置くことができるのもNFTコミュニティの特徴といえますね。
NFTコミュニティはだれにも強制されない場所
ご紹介してきたとおり、NFT コミュニティは無料で参加できて、何も言わずに去る事もできます。
つまり、誰かに何かを強制される場所ではありません。
むしろ自分の興味関心や、ある種のおもしろさを求めてコミュニティに人が集まります。
NFTコミュニティの活動は、終始自発的です。
そんな場所には、なぜか才能豊かでクリエイティブな人たちがいっぱい集まってきます。高いスキルを持つ人と近い距離で会話ができたり、活動のお手伝いができたりすることで、自己の成長にもつながります。
NFTコミュニティへの参加方法|Discordアプリを活用しよう
この章では、NFTコミュニティへの参加方法をご紹介していきます。
参加するためのステップは次の3つです。
・Discordアプリでアカウントを作成(スマホOK)
・面白そうなNFTコミュニティを検索(Twitterがおすすめ)
・コミュニティに参加してコメントする(ポチるだけ)
順番に説明していきます。
Discordアプリでアカウントを作成
NFT コミュニティを楽しむには、まず 「Discord 」というアプリに参加する必要があります。
ほとんどのNFTコミュニティはDiscordの中で運営されているからです。
公式サイト Discord
iPhone用 アプリ
Android用 アプリ
Discordのウェブサイトにアクセスし、アカウントを作成します。スマホにアプリをインストールして利用するのもOKです。
もちろん無料です。
アカウントを作成すると、Discordサーバーに参加することができるようになります。
ちなみに、この「Discord」って聞きなれないアプリですよね。
もともとゲーム実況を楽しむ人たちの間で利用されていたアプリです。YouTubeでゲーム実況を見る方は聞いた事があるかもしれません。しかし、普段は使わない人が多いと思います。
ですので、はじめのうちは使い方に戸惑う事があるでしょう。
多くの場合は、NFTコミュニティに参加すると周りの人が教えてくれます。使いながら少しずつ慣れていくことをおすすめします。
面白そうなNFTコミュニティを検索
NFT コミュニティへの参加準備が整ったら、面白そうなコミュニティを検索していきましょう。
おすすめはTwitterで検索することです。
検索窓から「NFT コミュニティ」と検索すれば、たくさんのコミュニティがヒットします。
または、ググってもOK。
「nft discord」と検索すれば、いくつかの良いコミュニティが見つかります。
選ぶといっても合う合わないは人それぞれですし、どれがいいか悪いかの基準もありません。
・気になるトピックがある
・好みのNFTアートを運営している
・知り合いが参加している
はじめは直感を信じていいと思います。気になるコミュニティが見つかったら、リンクからDiscordサーバーに参加してみましょう!
「失敗したらどうしよう…」
そう思う方もいるかもしれませんね。
しかし、先述した通り、NFTコミュニティはいつでも参加でき、いつでもその場を去る事ができます。
気負う事はありません。まずはスマホからポチっと覗いてみましょう。
NFTコミュニティに参加してコメントする
NFTコミュニティに参加したら、各コミュニティのルールや案内を必ず読んでください。
いくつかの注意事項が記載されているため、よく読みつつ、案内の通りに進んでいきます。
投稿できる内容については、非常に厳しいルールがある場合もあれば、緩やかな場合もあります。一般的に、ほとんどのNFTコミュニティは非常に友好的な場所です。
最後に、「自己紹介」や「挨拶」をしてみましょう!という案内がでてくると思います。
「はじめまして~」など一言からでもコメントを投稿してみましょう!
コミュニティ内の各部屋(チャンネル)を覗いてみる
Discord内には10~多いところで30+くらいの部屋(チャンネル)が設置されています。
丁寧な案内が用意されているものの、はじめのうちは、何が何だかわからないと思います。
2-3日かけて、ゆっくり見ていく事をおすすめします。
NFTコミュニティはチャットや情報見るだけでもOKです。少しの間眺めていると、会話の流れや雰囲気がつかめてきます。
興味のある場所があればコメントしてみるのもいいでしょう。
また、ちょっと合わないなと思えば、そっとチャンネルを閉じるのもありです。
焦る必要はありません。
おすすめの国内NFTコミュニティ
はじめてNFTコミュニティに参加する方へ、個人的におすすめな国内のNFTコミュニティを3つご紹介します。
■ 忍者DAO
日本最大級のNFTコミュニティ
プロジェクトが多数進行中
■キャラDAO
SNSで人気のしきぶちゃんが活躍中
初心者にやさしい
■ Cool Connect Co.
プロジェクトは現在進行形
伸びしろ∞で活躍の場がたくさん
それぞれが日本を代表するNFTコミュニティです。
ただしメインで活動している人が違うため、コミュニティの雰囲気は少しずつ違ってきます。
Discord に入ってみて少しでも会話に参加してみるといいでしょう。
NFTコミュニティで活動する方法|貢献=お手伝い
NFTコミュニティの楽しみ方を知りたいなら、最初のステップは「貢献」することです。
NFTコミュニティでは、メンバーで楽しむためにイベントが開催されたり、いろいろな情報が流れていたりします。
コミュニティ内の運営作業を手伝うことから始めてみましょう。
貢献の方法は、具体的に以下のような行動があります。
-コミュニティ内でメンバーの質問に答える
-コミュニティの案内を手伝う
-テキストコンテンツの作成または更新
-デジタルコンテンツの制作
-プロジェクトのためのコーディング
…
「貢献=お手伝い」と考えるといいかもしれません。
「お手伝い」の方法はたくさんあり、あなたのスキルや興味に合った場所を見つけることができます。
要は、コミュニティにとって役に立つ、また、コミュニティに参加している方を楽しませるコンテンツを作成し共有すること。ここを「手伝う」行動が、コミュニティへの「貢献」につながります。
面白い企画を提案/実行する事や、参加者の役に立つチュートリアルを作成する事などなど…
広く言えば何でもありです!
一応注意としては、何を共有するにしても、コミュニティにとってその行動が適切であり、他の人を尊重するものであるべきです。
基本はボランティア
NFTコミュニティへの参加が無料ということを紹介しました。
一方で、NFTコミュニティに貢献した場合でもお給料が貰えることはほとんどありません。基本的にはボランティアです。
・興味のある環境で楽しむこと
・活動に参加して様々なスキルを身にけること
・気の合う仲間に出会うこと
この3つが、NFTコミュニティの活動にして得られるものです。
あくまでも個人の価値観が判断基準です。
時には報酬も…?
NFTコミュニティの活動に金銭的な報酬は発生しずらいです。これは日本だけでなく、世界中どこのコミュニティでも同じでしょう。
しかし、いくつかの方法で報酬を得ることもできます。
それは、コミュニティで発行するNFTを早期購入する権利を獲得し、実際にNFTを購入する事です。
NFTを購入することが報酬?
多くのNFTコミュニティでは色んなデザインのデジタルアートを「NFT」として発行・販売しています。
NFTの初期販売は、そのコミュニティで活動している人や、コミュニティに貢献してくれた人へ向けて格安で販売されるケースが多くあります。
そして「NFT」はオープンシー(OpenSea)というマーケットプレイスで誰でも好きな価格をつけて売買することができ、1枚に数十万円~高いものでは数千万円で売買されているものもあるほどです。
例えば、1枚1500円で早期購入したNFTを30万円で売る事も可能であり、この売買が成立した時には、(どんなに高い)手数料を差し引いても25万円以上の利益がでることになります。(※売買には暗号資産やオンラインウォレットが必要、通貨価格は変動します)
つまり、NFTコミュニティで活動して貢献することで、報酬を得ることができる仕組みです。
楽しむ気持ちを最優先!
こんなところで以上になります。
NFT コミュニティの楽しみ方についてご紹介してきました。
オンラインサロンと違い金銭的にも、コミュニティ内の活動についても、何一つ強制されることはありません。
むしろ、自分が自発的に会話に参加したいなーと思える場所にいるところから始まります。
是非トライしてみてください!!
気になる事はサクッと解決しましょう!